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桜法務会計事務所 会計・税務申告のページです

会計・税務申告

企業会計と税務会計の違い



企業(簿記)会計と税務会計は異なります。
前者は利益(営業成績)を算出する為、後者は納付税額算出の為の会計です。

先にご案内した益金・損金の概念、租税特別措置法など臨時立法的な観点から、経理上の処理の仕方、仕訳までも異なることがあります。

下記がそのイメージです。

この相違は、
(1)日常の処理で補正するもの
(2)決算時に修正するもの
(3)申告書上で調整するもの などに分類されます。

(1)を怠ると、(2)は不完全なものになり、(3)で貴社にとっての有利な調整が出来ないことにも繋がります。

(1)を適正に行うことによって(2)の修正が正しく行われ、ひいては有効な決算対策が早期に実現可能となり、(3)における適法な節税対策も十分な検討が行えることとなります。

このため、月次監査はとても重要な作業となります。

月次監査をスムーズに実行する前提は、領収書や請求書などの証憑類の管理にあります。

その為、どのような関与形態であろうと、最低限、領収書は会社で貼付整理して綴ってもらうこととしております。
内容・情報に不都合がなければ失敗コピー、いわゆる裏紙でも良いのです。
A4サイズできちんと貼付していただくことを、特にお願いしております。
※貴社顧客向け個人(法人)情報が載っているコピーの裏紙の使用を避けることは云うまでもありません。

又、良くある質問ですが、電車切符代など通常領収書がないものは、100円前後で売られている「出金伝票」にその旨記入し、これを領収書代わりに使用してください。